自分やペットの写真、手描きのイラストをLINEスタンプにして、トークで使ったり販売したりできます。専門的な知識がなくても、スマホだけで作って申請するところまで完結します。この記事では、作り方の2つのルート、画像の規格、審査でつまずきやすい点までを順に説明します。
作り方は2つ|アプリとパソコン
自作スタンプを世に出す窓口は「LINE Creators Market」という仕組みで共通ですが、そこに登録するまでの作業をスマホアプリでやるか、パソコンのブラウザでやるかを選べます。
| LINEスタンプメーカー(アプリ) | LINE Creators Market(ブラウザ) | |
|---|---|---|
| 使う端末 | iPhone / Android | パソコン(スマホのブラウザでも可) |
| 向いている人 | 写真から手軽に作りたい | 描いた画像を自分で整えたい |
| 画像の切り抜き | アプリが自動で処理 | 自分で背景を透過させて用意 |
| サイズ調整 | 自動 | 自分で規格どおりに書き出す |
| 申請 | アプリから直接できる | サイトから登録する |
はじめての1セットなら、**アプリの「LINEスタンプメーカー」**が圧倒的に手数が少なくおすすめです。画像編集ソフトを使い慣れている人や、線をきっちり作り込みたい人はパソコン側が向いています。
なお、LINEスタンプメーカーはLINE本体とは別のアプリです。App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から入手し、普段使っているLINEアカウントでログインして使います。
スマホアプリで作る手順
- 「LINEスタンプメーカー」アプリを入れて起動し、LINEアカウントでログインする
- 「スタンプを作る」を選び、新しいセットに名前を付ける
- 「写真から作る」「手書きで描く」「テキストで作る」などの作り方を選ぶ
- 写真を選ぶと、被写体のふちを自動で切り抜いて背景を透明にしてくれます。ずれた部分は指でなぞって修正します
- 「あけおめ」「了解」などの文字を入れる場合は、テキスト機能で追加する
- 1枚できたら保存し、同じ手順で必要な枚数ぶん作る
- 一覧画面から「申請」に進み、販売情報を入力して送信する
iPhoneとAndroidで手順そのものは同じですが、写真へのアクセス許可の求め方が異なります。iPhoneは「すべての写真へのアクセス」か「選択した写真のみ」を選ぶ形式、Androidは端末やOSのバージョンによって許可の画面が変わります。写真が読み込めないときは、端末の設定からアプリの権限を確認してください。
販売情報の入力で必要なもの
申請の前に、次の情報を決めておくと途中で止まりません。
- スタンプの名前(日本語と英語)
- 説明文
- 販売価格(決められた価格帯から選びます)
- クリエイター名(購入者に表示される名前)
- 販売テリトリー(販売する国・地域)
パソコンで作る場合の画像規格
LINE Creators Marketに自分で画像を登録する場合は、サイズと形式が決められています。規格から外れているとアップロードの時点ではじかれます。
| 画像の種類 | サイズの上限 | 用途 |
|---|---|---|
| スタンプ画像 | 横370×縦320ピクセル | トークに送られる本体 |
| メイン画像 | 横240×縦240ピクセル | ショップの一覧に出る表紙 |
| トークルームタブ画像 | 横96×縦74ピクセル | スタンプ選択欄のタブ |
共通のルールは次のとおりです。
- ファイル形式はPNG(背景は透過させる)
- 画像の外周に10ピクセルほどの余白を空ける(ふちが切れて見えるのを防ぐため)
- 1セットあたりの枚数は決められた数(8個単位)から選ぶ
登録できる枚数や価格帯、画像の細かい条件は変更されることがあるため、作り始める前にLINE Creators Marketの登録画面に表示されている最新の条件を必ず確認してください。
審査から販売までの流れ
- 申請を送ると、LINEによる審査が始まります
- 審査中は「申請中」の状態になり、この間は内容を変更できません
- 通ると「リリース可能」の状態になります
- 自分で「リリース」を実行すると、スタンプショップとLINE STOREに並びます
審査にかかる期間は時期や申請数によって大きく変わります。 数日で終わることもあれば、それ以上かかることもあるため、誕生日やイベントに合わせたいときは余裕をもって申請してください。
販売が始まると、売上に応じた分配金を受け取れます。分配の割合や受け取りの下限額、必要な手続きは変更されることがあるので、金額の話はLINE Creators Market内の公式の記載を確認するのが確実です。
自分や身内だけで使いたい場合も、審査を通してリリースしたうえで自分で購入して使う形になります。作っただけでは自分のLINEに入らない点に注意してください。
審査に落ちやすい原因
リジェクト(差し戻し)の連絡は登録メールアドレスとサイト上に届きます。よくある原因は次のとおりです。
- 他人の著作物が写っている … アニメやキャラクター、企業ロゴ、商品パッケージなど
- 自分以外の人物の顔が入っている … 友人や有名人の写真は、本人の許可が必要です
- 個人情報が読み取れる … 背景に映り込んだ表札、車のナンバー、書類など
- 画像が規格から外れている … 余白がない、透過されていない、指定サイズを超えている
- 何が描かれているか判別できない … 小さく表示されたときにつぶれてしまう画像
- 公序良俗に反する表現 … 暴力的・差別的な文言や画像
差し戻されても修正して再申請できます。理由の文面に該当箇所が書かれているので、その画像だけ差し替えれば通ることが多いです。
うまくいかないときは
- アプリにログインできない … LINE本体でログインしているアカウントと同じか確認します。複数の端末で使っている場合は、LINE側で本人確認を求められることがあります
- 切り抜きがうまくいかない … 背景と被写体の色が近いと自動処理の精度が落ちます。明るい場所で、背景がシンプルな写真を使うと安定します
- 申請ボタンが押せない … 必須項目(英語の名前、クリエイター名など)が空欄になっていないか確認します
- リリースしたのに検索で出てこない … 反映まで時間がかかる場合があります。LINE STOREのクリエイター名や作品名で探すと見つかりやすいです
まとめ
- 作り方は**アプリ(LINEスタンプメーカー)とパソコン(LINE Creators Market)**の2ルート。初めてならアプリが手軽
- パソコンで作るならスタンプ画像は370×320ピクセル・PNG・背景透過・外周に余白が基本
- 申請後は審査 → リリースの2段階。審査期間は時期によって変わるため余裕を持って申請する
- 落ちる原因の多くは他人の著作物・他人の顔・個人情報・規格外の画像。修正して再申請できる
- 自分で使う場合も、リリース後に自分で購入する必要がある
画面の名称や登録できる条件は、アプリのバージョンやサービスの更新によって異なる場合があります。
当サイト「LINE友達募集掲示板」では、お住まいの市区町村ごとにLINE友達を募集できます。自作スタンプができたら、新しく増えた友だちとのトークで使ってみてください。