LINEの友だちリストを開くと、個人の友だちとは別に「公式アカウント」という欄があります。お店やブランド、自治体、テレビ番組などが情報を配信するためのアカウントで、クーポンや予約の受付に使われることも増えました。この記事では、LINE公式アカウントとは何かという基本から、友だち追加の手順、通知が多いときの止め方、ブロックや削除のしかた、そして自分で開設する場合の流れまでを整理します。
LINE公式アカウントとは
LINE公式アカウントは、企業や店舗、団体が「発信する側」として使うアカウントです。友だち追加すると、その相手からメッセージやクーポンが届くようになります。
見た目はふつうのトークルームですが、個人アカウントとは仕組みがいくつか違います。
| 項目 | LINE公式アカウント | 個人アカウント |
|---|---|---|
| 使う人 | 企業・店舗・自治体など | 個人 |
| つながり方 | 利用者が友だち追加する | 相互に友だち追加 |
| 一斉配信 | できる(登録者へまとめて送信) | できない |
| 返信の相手 | 担当者または自動応答 | 本人 |
| 友だちリストの場所 | 「公式アカウント」欄 | 「友だち」欄 |
トークで質問を送れるアカウントもありますが、返事が自動応答(あらかじめ設定された文面)で返ってくる場合もあります。人が読んでいるとは限らない、という点は覚えておくとよいでしょう。
バッジの色で種類が分かる
アカウント名の横に付いているバッジで、どういう審査を通ったアカウントかがおおまかに分かります。
- 紺色のバッジ … LINEの審査を通過した認証済アカウント
- 緑色のバッジ … 認証済のうち、さらに特定の条件を満たしたアカウント
- グレーのバッジ … 審査を受けていない未認証アカウント
グレーだから怪しい、という意味ではありません(個人事業主や小規模な店舗は未認証のまま運用していることも多くあります)。ただし有名企業を名乗っているのにグレーの場合は、後述するなりすましを疑ってください。バッジの色分けや条件は変わる場合があります。
公式アカウントを友だち追加する方法
iPhone・Androidとも操作は共通です。主に4つの方法があります。
1. 検索して追加する
- LINEの「ホーム」タブを開く
- 上部の検索窓にアカウント名を入力する
- 「公式アカウント」のカテゴリに表示された候補をタップ
- 「追加」をタップ
2. QRコードで追加する
- 「ホーム」タブ右上の友だち追加アイコン(人型に+)をタップ
- 「QRコード」を選ぶ
- 店頭のポスターやチラシのコードを読み取る
- 表示されたアカウントで「追加」をタップ
3. リンク(URL)から追加する
Webサイトやメールにある「LINEで友だち追加」ボタンをタップすると、LINEアプリが開いて追加画面が表示されます。
4. IDで検索して追加する
「ホーム」→ 友だち追加アイコン → 「検索」から、@ で始まる公式アカウントのIDを入力して追加できます。公式アカウントのIDは、個人のLINE IDと違って先頭に @ が付くのが特徴です。
友だち追加しただけでは、こちらの電話番号などの個人情報が相手に渡るわけではありません。ただし、アカウント側の案内に従って会員登録やアンケートに回答すれば、そこで入力した情報は相手に伝わります。
届いたメッセージやクーポンの見方
追加した公式アカウントは、友だちリストの「公式アカウント」欄にまとまります。
- 「ホーム」タブを開く
- 「公式アカウント」をタップして一覧を開く
- 目的のアカウントをタップしてトークルームを開く
クーポンはトークに届いたメッセージから開くほか、トークルーム下部のリッチメニュー(画像でできたボタン)から開けることもあります。メニューの中身はアカウントごとに違い、予約・会員証・店舗検索などが並んでいます。
通知が多いときはミュートする
「情報自体は見たいが、通知が多い」というときは、アカウントを削除せず通知だけを止められます。
- 「ホーム」タブの「公式アカウント」から対象のアカウントを長押しする(またはトークリストで左右にスワイプ)
- 表示されたメニューから「通知オフ」を選ぶ
トークルームを開き、右上の「≡」(メニュー)から「通知オフ」を選ぶ方法もあります。
通知をオフにしてもメッセージは届き続けるので、後からまとめて読めます。メニューの名称や位置は、LINEのバージョンによって異なる場合があります。
ブロックと削除の違い
もう受け取りたくない場合は、ブロックまたは削除を行います。
| 操作 | メッセージ | 一覧からの表示 | 元に戻すには |
|---|---|---|---|
| 通知オフ | 届く | 残る | 通知オンに戻す |
| ブロック | 届かなくなる | 残る(ブロックリスト) | ブロック解除 |
| 削除 | 届かなくなる | 消える | もう一度友だち追加 |
ブロックの手順は次のとおりです。
- 対象の公式アカウントを長押しする
- 「ブロック」を選ぶ
削除する場合は、先にブロックしてから「削除」を選ぶ流れになります。ブロックしたことが相手(企業側)に個別に通知されることはありませんが、配信対象から外れるため、以降のクーポンやお知らせは届きません。過去のトーク履歴は、削除するとトークルームごと消えます。
なりすましアカウントに注意
公式アカウントを装って、偽サイトへ誘導したり個人情報を入力させたりする事例が報告されています。次の点を確認してください。
- 有名企業を名乗っているのにバッジがグレー(未認証)になっていないか
- アカウント名に不自然な空白・記号・似た文字が混ざっていないか
- 「アカウントが停止されます」など、急がせる文面でリンクを開かせようとしていないか
- 企業の公式サイトに載っている友だち追加ボタンやQRコードから追加したか
心当たりのない当選通知や、IDとパスワードの入力を求めるリンクは開かないのが安全です。おかしいと感じたら、トークルームのメニューから通報・ブロックができます。LINEアカウントそのものを守る方法については、LINEの乗っ取りを防ぐ設定もあわせて確認してください。
自分で公式アカウントを作るには
お店や活動の告知用に、個人でも無料で開設できます。
- パソコンまたはスマホのブラウザで「LINE Official Account Manager」(LINE公式アカウントの管理画面)にアクセスする
- LINEアカウントまたはビジネスアカウント用のメールアドレスでログインする
- アカウント名・業種などを入力して作成する
- 管理画面からプロフィール画像、あいさつメッセージ、リッチメニューを設定する
- 発行された友だち追加用のQRコード・URLを、店頭やSNSで案内する
作成自体は無料ですが、一斉配信できるメッセージの通数には無料枠の上限があり、超える分は有料プランになります。通数や料金体系は改定されることがあるため、開設前に管理画面の最新の案内を確認してください。認証済アカウント(紺色バッジ)にしたい場合は、作成後に申請して審査を受ける流れになります。
まとめ
- LINE公式アカウントは企業・店舗・自治体が発信する側として使うアカウント
- 追加方法は「検索」「QRコード」「リンク」「@付きのID検索」の4通り
- 通知が多いときは削除せず通知オフにすれば、メッセージは残したまま静かにできる
- 受け取りをやめるならブロック、一覧からも消すなら削除
- 有名企業なのにバッジがグレー、急がせる文面、といったなりすましの兆候に注意する
- 自分でも無料で開設できるが、配信通数の無料枠には上限がある
- 画面の名称や項目の位置はバージョンによって異なる場合がある
当サイト「LINE友達募集掲示板」では、お住まいの市区町村ごとにLINE友達を募集できます。公式アカウントのような一方向の情報配信ではなく、近い地域の人と1対1でやり取りしたい方は、あわせてご利用ください。